おかげさまで愛知県眼鏡小売商協同組合青年部会は、平成20年7月5日に創立20周年を迎えることができました。関係者の皆様方に厚く御礼申し上げます。
平成20年度青年部事業は、すべて終了しました。
記念講演会・記念式典・記念懇親会を挙行
報告
愛知県眼鏡小売商協同組合青年部会(第10代部長:澤木晋君/青年部員数20名)は、平成20年度で創立20周年を迎えることができました。青年部ではこれを記念し、過日に青年部創立20周年記念行事を挙行致しました。
記念行事は講演会、式典、懇親会の3部で構成され、現役青年部員並びに関係各位の皆様方を併せて総勢41名が出席する中、盛大に執り行われました。
なお、当青年部は昭和63年7月に発足した「愛知県眼鏡商業協同組合青年部」(初代部長:天野賢一氏)を前身とし、平成8年に愛知県眼鏡商業協同組合と名古屋眼鏡商業協同組合が合併して愛知県眼鏡小売商協同組合が設立されるに伴い、青年部も「愛知県眼鏡小売商協同組合青年部会」と改称され、今日に至っています。
式典参加青年部員
部長:澤木晋/副部長:北澤克憲・鈴木雅博/幹事:井上敬康・宇佐美太朗・小林正一/直前部長:河合克幸/監事:成田光宏/事務局:下山貴弘(副部長兼務)
青年部創立20周年記念式典開催のお礼 〔青年部部長 澤木 晋〕
このたび当青年部が創立20周年を迎えられましたのも、偏に親組合の皆様方、諸先輩方、現役青年部員並びに関係者の皆様方の並々ならぬご理解とご尽力のおかげであると、深く感謝申し上げます。
また、過日に記念式典を開催致しましたところ、親組合の理事役員様、青年部OBの諸先輩方、愛知県中小企業青年中央会様、岐阜県眼鏡商業協同組合青年部様、メーカー各社様、問屋各社様など、多数の皆様方のご列席を賜ることができました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
さて、青年部はこの一年間、創立20周年記念事業のスローガンとして「未来へつなぐ」を掲げて活動を展開して参りました。私は青年部に入り、部員同士の交流や他県組合の青年部の方々との交流を通して、何物にも代えがたい貴重な財産を得ることができました。また、研修会などを通して、色々な事に気づかせて頂きました。青年部が行っている老人福祉施設慰問会などの社会貢献事業や組合街頭アピール事業は、愛知めがね組合の存在意義や個店を社会にアピールする上で、無くてはならない存在であると自負しております。
そんな素晴らしい青年部を、今後も引き続き維持発展させていくためにはどうしたらよいのか、また、若者らしくチャレンジ精神をもって活動し続けるためにはどうしたらよいのか、そんな問いかけや願いを込めて、この20周年という大きな節目に「未来へつなぐ」というテーマを掲げさせて頂きました。
あらゆる物事がグローバル化した今日、今後は青年部内だけではなく、他県組合青年部や異業種交流、そして他団体との連携が不可欠であります。これは、これまで「教育」と「親睦」を二大理念として活動してきた青年部が、今後は新たに「連帯」をも視野に入れた活動に力を注いでいこうとする表れでもあります。
最後になりましたが、20年間当青年部にお力添えを頂いた多くの皆様方に重ねて御礼申し上げると共に、今後も相変わらずの温かいご支援、ご指導、ご鞭撻を賜ることをお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせて頂きます。
ビジョン・トレーニングについて学ぶ
報告
講演会は、青年部教育幹事の井上敬康君による司会進行と開会の辞で開会し、講演に先立ち青年部部長の澤木晋君から「本日の講演内容が今後の眼鏡店経営の一助になれば幸いである。」と主催者挨拶が述べられました。
この後、司会により講師の北出勝也氏の紹介がなされ、『隙間商圏の拡大〜視機能とビジョン・トレーニングの重要性』と題された経営革新セミナーが開講されました。
講演会は今後の眼鏡店におけるビジョン・トレーニングについて活発な質疑応答がなされた後、司会による閉会の辞で閉講となりました。
講演内容
視機能に異常のある方に対して、眼鏡店はどのようなサービスが提供できるのか―。
一般的に読み書き、計算、スポーツなどが苦手で、集中力や注意力が弱いと言われる学習障害児。その中には、視機能、特に眼球運動に問題のある子どもが多いことは周知の通りです。ビジョン・トレーニングによって改善が見込める場合には、できるだけ早期にトレーニングを開始することが望ましいと言えます。
しかし、現実的には国内でこのようなトレーニングを請け負う施設や機関、そして人材は極めて少なく、学習障害を持つ方に十分な知識やサービスが提供されていないのが現状です。
そこで今回の講演では、講師にビジョン・トレーニングを実践する北出勝也先生をお招きし、視機能に起因する方に対して行われる下記のトレーニング方法をご紹介頂きました。
また、両眼視調節能力と跳躍視・追跡視を鍛える用具「ブロックストリング」が紹介され、実際にどのように使われるのか、またその使用方法についても詳しく実演がなされました。そして、ビジョン・トレーニングも視野に入れた今後の眼鏡店経営の可能性についても触れて頂き、私たちには一考の余地があるということが示唆されました。
講演会は最後に質疑応答が行われ、眼鏡店でしかできないビジョン・トレーニングのサービスについて、その重要性と必要性が説かれ閉講となりました。
なお、本講演会は愛知県中小企業団体中央会からの助成金を得て開催されました。
功労者の皆様に感謝状を贈呈
式典は、青年部直前部長の河合克幸君による司会進行と開会の辞で幕を開けました。
まず青年部長の澤木晋君から主催者挨拶が述べられ、続いて来賓を代表して、愛知県眼鏡小売商協同組合理事長の平岩幸一氏、愛知県中小企業青年中央会副会長の鷲尾誠一氏、岐阜県眼鏡商業協同組合青年部部長の奥田誠氏からそれぞれ祝辞を賜りました。(来賓祝辞ご参照)
そして本式典にご列席頂いた来賓の方々の紹介が、司会によりなされました。
続いて「功労者表彰」が執り行われました。青年部長の澤木晋君から、下記の6名の方々に感謝状が授与され、記念品が贈呈されました。
なお、青年部創立15周年記念式典時に功労者表彰を受賞されている方、並びに当組合をご退会されている方につきましては、今回の功労者表彰を控えさせて頂きましたことをここにご報告申し上げます。
その後は青年部監事の成田光宏君から3分間のスライド映像を用いた「青年部活動近況報告」が行われ、粛々と進められた式典は、司会による閉会の辞で閉幕となりました。
小売業、卸業、フレームメーカー、レンズメーカー、業界団体、メディアなどが集う
懇親会は引き続き青年部直前部長の河合克幸君による司会進行のもと、司会の開宴の辞で開宴となりました。
まず青年部副部長の北澤克憲君から主催者挨拶が述べられた後、社団法人日本眼鏡技術者協会会長の津田節哉氏から来賓祝辞を頂戴致しました。
続いて名古屋眼鏡株式会社代表取締役社長の小林成年氏に乾杯の挨拶を頂き、しばしの歓談となりました。
青年部員は各々、愛知県中小企業青年中央会の方々や岐阜県眼鏡商業協同組合青年部の方々、そして青年部OB、親会役員、レンズメーカー各社、卸問屋各社の方々と交流を深める中、改めてこの一年間スローガンとして取り組んできた「未来へつなぐ」の意義と大切さを身をもって実感することができました。そして懇親会は賑やかな宴の中、株式会社中部時眼宝飾新聞社代表の加野昭二郎氏により中締めの挨拶が述べられました。
最後に青年部副部長の鈴木雅博君によって閉宴の辞が述べられると、青年部員全員に達成感と安堵の表情が浮かび、この日の青年部創立20周年記念行事はすべて無事、円滑に遂行することができました。
来賓祝辞(1/7) 愛知県眼鏡小売商協同組合 理事長 平岩幸一氏
組合青年部創立20周年おめでとうございます。私自身も創立の当事者でしたが、青年部を支えてきた現役青年部諸君並びにOB諸君の不断のご努力に感謝を申し上げます。
創立に当たっては旧愛知組合の故清水史郎元理事長、堀江伸治元理事長、杉浦久和元理事長並びに旧名古屋組合の津田節哉前理事長からも温かいご理解とご支援を頂きました。さらに何より現在までご理解を頂いている親組合の皆様方にも深く感謝を申し上げます。
青年部は当初から「教育」と「親睦」の2大テーマを掲げ、青年部員が自発的な活動によって青年部を維持発展させてきました。その青年部が20周年を迎えたまさにこの時が、100年に一度という未曾有の世界経済同時不況の中にあり、昨今低迷を続けてきた当眼鏡業界もさらに構造改革を進めなければならない時期とは皮肉なことです。
しかし、基本的に私共の業務は国民のビジョンケアを眼科医会の先生方と共にサポートする仕事であり、豊かなビジョンライフも私共の仕事なしでは実現されないとの意味で、私共の社会的責任は普遍であると確信しています。
ともすれば組合は資金力に乏しくあまり先鋭的な試みができないのも事実ですが、各店の「自助努力」なしに「相互扶助」はあり得ません。青年部員のいる各店こそが次代を切り拓くという志で、単なる「跡継ぎ」に留まることなく今後は自店の「創業者」として仕事に取り組んで頂きたいと切望します。青年部の中で各々が培ったリーダーシップや経営感覚、持続力や忍耐や人生経験などがきっと活かされることと確信しています。
最後に20周年と言えばよく成人式に例えられますが、敢えて言えば青年部には「大人にならない欲しい」というのが私の願いです。トライ&エラーの気概でこれからも青年部活動に取り組んでください。今後業界の大きな課題となる資格問題にも、歴史を学んだ上で自らの意思を持ち積極果敢に取り組んでください。何を隠そう、親組合の既成概念をぶち壊そうというのが、我々青年部第一世代の、実は隠されたメインテーマだったことを申し上げて、祝辞に代えさせて頂きます。
来賓祝辞(2/7) 愛知県中小企業青年中央会副会長 鷲尾誠一氏
貴青年部における老人福祉施設慰問会などの社会貢献事業に対し、深く敬意を表します。
今後も業界全体並びに社会全体の発展のため、貴青年部の活動が末永く継続されますことを祈念致します。
また、今後はさらに私たち異業種との交流も深めて頂き、私たちもまた、貴青年部の事業活動のお力となることができれば幸いです。
来賓祝辞(3/7) 岐阜県眼鏡商業協同組合青年部部長 奥田誠氏
一昨年以来、愛知県組合青年部の皆様とは親しく交流をさせて頂き、誠にありがとうございます。
お互いの事業を紹介したり、共通の問題に対して意見交換をしたりする機会が持てますことは、私たちにとっても有意義であり、またとても刺激的なことであります。
今後はさらに交流を深め、何か実践で役立つような合同事業が開催できれば幸いです。
来賓祝辞(4/7) 初代部長 天野賢一氏
青年部創立20周年、誠におめでとうございます。これまで培ってきた成果を積み重ねながら発展して今日を迎えられましたこと、大変嬉しく思っております。
平成と改まる直前の昭和63年7月5日に旧愛知県眼鏡商業協同組合の承認を得て青年部が設立されました。『教育と親睦』を基本に部員相互の交流を深めることを活動の主眼をとして、次代を担う若手有志が集結しました。
設立当初は愛知県中小企業団体中央会様のご支援のもと、講演会を年4回ほど開講し、勉強会に注力していました。東海眼鏡フォーラムへの参画やIOFT展見学会、工場見学会、ボーリング大会等、大勢の仲間といつも行動を共にした結果、今日でも変わらぬ頑強な連帯意識が育まれました。
また、私の頃は会員の参加意識を高めるために、執行部が行動力を発揮して足繁く各ブロックを訪問し、青年部事業に参加できない部員や新しい仲間と食事会等で対面し、仕事上の悩み等を分かち合える場を設け、意思の共有に努めて連帯感を高めていったものです。私の頃はこれを「飲ミニケーション」と称して、盛んに行っていました。
さらに東海地区の他県組合青年部や同世代の仲間たちとも交流を持つことができ、私にとっては大変有意義な青年部でありました。
こうして振り返ってみると、自身の業務の問題や業界を含めた問題について意見交換を重ね、当時の法制化問題の新たな展開に将来の熱い思いを深夜まで討論したことが懐かしく思い出されます。我々の時代には叶わなかったことですが、全国の各単組の青年部や同世代の方々が連携協調し、業界の理念とする「ビジョン・ヘルス・ケア」をテーマにユーザーの立場で「眼鏡」について研究し、青年の感覚で着想した独自な活動を実践に移していき、社会に発信できれば素晴らしいことだと思います。
今後はネットワークを広げていきながら、果敢に挑戦する精神を持って時代を切り拓き、事業に邁進されることを願っております。愛知県眼鏡小売商協同組合青年部の更なる発展を期待しております。
来賓祝辞(5/7) 社団法人日本眼鏡技術者協会 会長 津田節哉氏
眼鏡技術者の資格問題にしても、これからの問題であり、その意味で将来の眼鏡業界を背負う若い方たちの意見が反映されない状況は、決して好ましくありません。
願わくは今後、青年部の全国的な組織が設立され、若い方たちが自由闊達に発言し、要望等が意見交換できるようになることを切望します。
来賓祝辞(6/7) 名古屋眼鏡株式会社 代表取締役社長 小林成年氏
「未来へつなぐ」、とてもいいスローガンだと思います。
店をつなぐ、青年部をつなぐ、組合をつなぐ、業界をつなぐ、異業種をつなぐ、そしてユーザーをつなぐ。
今後も青年部の益々のご発展を祈念致します。
来賓祝辞(7/7) 株式会社中部時眼宝飾新聞社 代表 加野昭二郎氏
歴史を見れば明らかなように、新しい時代を切り拓くためには、いつの時代も青年による自由な発想と柔軟な想像力、そして行動力が必要です。
これからもどうぞ、困難な時代を青年の気概で乗り越え、新しい時代の先駆者として頑張ってください。
御出席、誠にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
〔左上:北澤克憲副部長(左)と澤木晋部長(右)/右上:功労者と澤木晋部長〕
〔左上:式典司会を務めた河合克幸直前部長(中央)/右上:閉宴の辞を述べる鈴木雅博副部長〕
〔左上:愛知県中小企業青年中央会様/右上:講演会講師の北出勝也氏(右)と司会を務めた井上敬康幹事(中央)〕
〔左上:岐阜県眼鏡商業協同組合青年部様/右上:お見送り…ありがとうございました〕
「青年部記念誌『あゆみ』発刊にあたって」 青年部長:澤木晋
私は部長就任時の所信表明の中で、「温故知新」という言葉を引用させて頂きました。
これは読んで字の如く、「古きをたずね新しきを知る」ということです。古いことから学び、新しいことをしようという意味です。
これまでのことを記録に残すことで、何か次の新しい「未来へつなぐ」ことの一助になればと思い、このたび記念誌「創立20周年『あゆみ』」を発行させて頂きました。何かの機会に本誌がご活用頂けましたら幸いです。
なお、本誌は青年部員の手作りによるため、部数に限りがございます。大変申し訳ございませんが、関係者以外には配布致しかねますので、予め何卒ご了承ください。
また、詳細につきましては、青年部事務局までお問合せくださいますよう、お願い致します。
愛知県眼鏡小売商協同組合青年部会創立20周年記念誌 『あゆみ』概要
記念講演会・式典・懇親会について話し合う
報告
青年部では2月8日(日)午後7時30分から名古屋駅近くの居酒屋『白木屋』にて、平成20年度第4回青年部幹事会を開催致しました。
幹事会には幹部総数12名のうち、6名(澤木晋部長・北澤克憲副部長・・井上敬康幹事・宇佐美太朗幹事・河合克幸直前部長・下山貴弘事務局)が出席し、澤木部長の司会・議事進行のもと、下記の議題について話し合われました。
長時間にわたる幹事会、大変お疲れ様でした。今回の議事内容の詳細につきましては、青年部事務局までお問い合わせください。
『眼鏡作りと職人の心』-チャレンジ精神で「未来へつなぐ」(講師:画家・斎藤吾朗氏)
レポート
平成21年1月13日(火)午後6時から東京第一ホテル錦2階の『ブリランテ』に於いて、東海眼鏡協議会主催による新春互礼会が開催されましたが、これに先立って午後4時から、同11階の『アンピオ』に於いて東海眼鏡協議会と愛知県眼鏡小売商協同組合青年部の共催による愛知県眼鏡小売商協同組合青年部創立20周年記念講演会が開催されました。
講師には1973年にフランスのルーヴル美術館で日本人として初めて『モナ・リザ』を公認模写した画家の斎藤吾朗氏(1947年愛知県西尾市生まれ)をお招きし、『眼鏡作りと職人の心』―チャレンジ精神で「未来へつなぐ」というテーマでご講演を頂きました。
会場には東海眼鏡協議会関係者ら80名ほどが出席する中、画家の視点から見た、現代にこそ必要な「職人の心」を活かしたモノづくりの大切さがアピールされました。 また、講師の半生を通じたユニークな体験談や『モナ・リザ』を公認模写することができた経緯なども併せて語られ、聴衆は斎藤吾朗先生による破天荒なチャレンジ精神とユーモアたっぷりのトークに魅了されました。
澤木 晋 青年部長挨拶
新年あけましておめでとうございます。愛知県眼鏡小売商協同組合青年部、第10代青年部長を拝命しております澤木晋でございます。
本日は当青年部創立20周年記念事業の一環であります記念講演会にご臨席を賜りまして、誠にありがとうございます。
また、この記念講演会を開催させて頂くにあたり、主催者である東海眼鏡協議会様には並々ならぬご理解とご協力を賜りました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
さて、冒頭でも触れさせて頂きました通り、当青年部は今年度、創立20周年を迎えることができました。これもひとえに関係者の皆様のおかげであると、深く感謝しております。青年部を代表して、重ねて御礼申し上げます。
設立以来青年部では、部員相互の連帯と親睦を深めることを第一義として、教育事業や福祉事業など、様々な活動を展開して参りました。諸問題に際しては積極的に取り組み、時には熱い議論を交わしながら「チャレンジ精神」をもってこれを切り拓いてきましたことは、今では青年部が誇る良き伝統ともなっています。また、青年部が長年培ってきたこの伝統は、益々混迷を深めるこの時代におきましても、決して色褪せることなく、むしろ今日では、その意義と重要性に更なる期待が寄せられていることを、青年部員一同、深く認識しているところでございます。
そこで私たち青年部では、20年という節目を迎えたこの年に、青年部創立20周年記念事業実行委員会を設け、「未来へつなぐ」をスローガンとした記念事業を開催する運びとなりました。本日の講演会は、その一環として開催させて頂くものでございます。
それではここで簡単に、本日の講演会の趣旨説明をさせて頂きます。
昨今、眼鏡業界における技術革新は目覚しく、自動検眼機や自動レンズ加工機などが一段と高性能化され、眼鏡士としての知識や技術が未熟であっても、ちょっとした訓練さえ受ければ、眼鏡が簡単に作れるようになりました。消費者市場においてはファッション性と価格が重視され、眼鏡店の中にもこの風潮を第一に考える傾向が生じて参りました。しかし、眼鏡とは本来、そういうものでしょうか? 眼鏡作りの基本を知らずして作られる、機械任せの眼鏡を提供して、私たちは本当の眼鏡作りをしていると言えるでしょうか?
私たち青年部は、この記念講演会を開催するにあたり、今一度本当の眼鏡作りとは何か、眼鏡職人とはどういうものなのかを、初心に立ち帰って考えてみたいと思いました。 そこで本日は異業種から講師をお招きし、違う観点や見方から『職人の心』を学んでみようと思い、この講演会を企画させて頂きました。
本日の講演会におきましては、旺盛なチャレンジ精神で自らの人生を切り開いてきた愛知県在住の画家・斎藤吾朗先生を講師にお招きし、自身のユニークな経験談を織り交ぜながら、「職人の心」について語って頂こうと思います。
皆様方におかれましては、本日の講演会におきまして、「眼鏡作り」と「職人の心」についてご一考頂き、今後の眼鏡店経営の一助となりますよう、ご清聴頂ければ幸いです。 私たち青年部員もまた、設立当初の初心に立ち帰り、心機一転、また新たなスタートを切りたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
斎藤吾朗(さいとう ごろう)先生プロフィール
略歴:1947年愛知県西尾市生まれ/1971年多摩美術大学大学院美術研究科修了/1973年ルーブル美術館にて日本人として初めて『モナ・リザ』を公認模写する/1975年第43回独立展で独立賞および海老原賞を受賞/1982年第50回独立展で50周年記念賞受賞/1986年斎藤吾朗個展(ニューヨーク/日本クラブギャラリー)/ハーバード大学芸術学部特別講師/1987年アメリカ個展帰国報告展(名古屋/丸栄美術画廊)(以後出品を重ねる)/1988年愛知県芸術選奨文化賞受賞/1990年斎藤吾朗個展(ニューヨーク)/1993年斎藤吾朗個展(ヘルシンキ)/1998年アートポート国際美術展招待出品(フィンランド)/1998年斎藤吾朗展「赤土・炎・夕焼け」(高浜市やきものの里かわら美術館)/1995年「風景の会」展出品(以後出品を重ねる)/1998年斎藤吾朗の世界展・『モナ・リザ』から赤絵『風土記』(池田20世紀美術館)/2001年『Asian Art Now 2001』(ラスベガス美術館・USA)実行委員長/2002年『Asian Art Now 2002』(ラスベガス美術館・USA)/『Asian Art Now 2002 - ニューヨーク・グラウンド・ゼロ路上展』実行委員長/2005年ルーヴル美術館館長室版画所蔵記念「斎藤吾朗の版画世界展」(ギャラリータマミジアム)/2008年オルセー美術館版画収蔵記念「斎藤吾朗版画展」(ギャラリータマミジアム)/2008年現在独立美術協会会員/ガラクタ美術館主
今年は稲沢市にて開催!
レポート:北澤克憲
今年も恒例となった老人福祉施設会での奉仕活動を、11月25日に実施しました。今回は稲沢市の特別養護老人ホーム「すずの郷」を訪問しました。
オープンして1年ぐらいのとても綺麗な施設で、10名ほどのブロックが合わせて8箇所あり、80名の方が入居できるそうです。内装は和風モダン(昭和レトロ?)といった感じで、静かにくつろげる雰囲気でした。
和風の喫茶店のような食堂の一部をお借りして、眼鏡の洗浄や調整をしました。調整に持ってこられた眼鏡は少なめでしたが、その分丁寧に調整ができましたので、入居者の方には大変喜んで頂けました。
終了後は施設長さん(鈴木副部長の知人)より施設内を案内して頂き、始められたきっかけや運営方針など、いろいろなお話を伺うことができました。
施設では入居者の方の気持ちを尊重し、なるべく自然体で接していらっしゃるとのことで、可能な限り口から食べ、トイレも自分で行き、外出(旅行など)の希望も受け入れるなど、入居者の「自立」を支援しているそうです。
また、お風呂は介護施設にあるような機械式のお風呂ではなく、青森産のヒバという木のお風呂に熟練のスタッフが手作業で介助しながら入れてくれるそうなので、家族や自分も入るなら、こういう施設がいいなと思いました。
参加者は澤木晋部長、鈴木雅博副部長、井上敬康教育幹事、そして青年部OBの石川洋一先輩と私(北澤克憲)の計5人でした。次回も青年部員の多数のご参加をお願い致します。
JR名古屋駅付近街頭で通行人に当組合の姿勢をアピール
報告
10月1日『メガネの日』に関連して、青年部では10月7日(火)午前10時から、JR名古屋駅桜通口付近の街頭で、毎年恒例となった組合街頭アピール事業を開催しました。
この事業は当組合の活動姿勢を一般の消費者に広く認知して頂くためのもので、今年で早7回目の開催となりました。
参加した青年部員は、澤木部長、北澤副部長、井上教育幹事、宇佐美親睦幹事、下山事務局の5名。さらにお手伝いの女性の方3名に加え、今年はナンと中部時眼宝飾新聞社様から取材に来てくださった女性カメラマンの方1名にお手伝いを頂きました。
当日は街を行き交う通行人に、「メガネ拭き」、「組合紹介リーフレット」、「認定眼鏡士PRリーフレット」、そして今年は親組合が主催する「フォトコンテスト『AA Aichi めがねを楽しもう!』合計10名様に何と!!3万円のメガネ券が当たる!!」の応募用紙と、そのキャンペーン参加店の一覧表が袋詰めされたもの1,000部が配布されました。
曇り空のやや肌寒い天候ではありましたが、この事業に参加した総勢9名のスタッフは、全員が専用ジャンパーを着用し、爽やかな汗を流しながら予定通り1時間で配布作業を終えることができました。
澤木晋青年部長が2度目の参加
レポート:青年部長 澤木 晋
私は去年に引き続き、東京で行われたIOFTに参加してきました。今年は10月1日から開催ということもあって、決算とかぶってしまいましたが、なんとか都合をつけて木曜日に東京まで出向くことができました。さすがに2回目の参加ということもあり、会場へはスムーズに行くことができました。
会場の印象としては、去年とあまり変わりなかったのですが、なんだか人が少ないように思えました。日程が微妙だったため、やはり参加しにくいのかなと思えるほどでした。後で聞いたところによると、最終的には去年と同じくらいの入場者数ということでしたので、安心しました。
そして、去年はパンフレットの中にお土産的なものが入っていたのですが、今年は配っているブースも少なかったように思います。福井エリアにも変わったものがたくさんあり、あっという間に時間が過ぎてしまいましたが、人でごった返しているという感じを受けるブースは、少ないという印象を受けました。そのような中で、フォーナインズだけは人が常に集まっていて、活気があるように思えました。
国内だけでなく、海外のメーカーも集まっているのがIOFTの魅力のひとつです。ブースの中に言葉が通じない人が一人だけ座っていたりすると、なかなか入りづらいのですが、一度入ってしまえば商品だけは見せてもらえるので、勇気を持ってブースに入るのをお勧めします。
私は、IOFTというより眼鏡業界全体のためにも、これだけ大きな規模で開催しているのだから、1日だけでも一般開放したらいいのではないだろうかと思います。眼鏡店から招待状を出したお客様だけでも参加することができるようになれば、もっと人も集まるし、業界のアピールにもなると思います。そうなると、ブースを出している方々が大変苦労されるということにもなってしまいますが・・・。
来年は10月末に開催予定なので、少し寒いくらいだと思いますが、東京観光もかねてまた参加できればいいなと思います。。
〔IOFT見学会参加者:澤木部長・鈴木副部長・小林会計幹事・井上教育幹事〕
ギャラリートークを聞き、そのお人柄を知る
報告
9月21日(日)午後3時30分から午後4時まで、斎藤吾朗版画展が開催されている名古屋市中区のギャラリータマミジアムにおいて、斎藤吾朗先生と澤木晋部長による初顔合わせが行われました。
これは、来年1月13日(火)に青年部が東海眼鏡協議会と共催で開催する「青年部創立20周年記念講演会」において、その講師役を快くお引き受けくださった斎藤吾朗先生に、少しでも当組合や青年部の活動についてご理解頂けるようにと設営されたものです。
また、当日会場では、午後4時から午後5時まで斎藤吾朗先生によるギャラリートークが開催されました。たくさんの聴衆が集う中、澤木晋部長と下山貴弘事務局も斎藤吾朗先生によるユーモアたっぷりのトークに魅了させられ、斎藤吾朗先生のお人柄とその活動にも深く感動させられました。そして、来年の記念講演会でも必ずや、創立20周年記念講演会に相応しい内容で、青年部員の志を熱く刺激してくれるものと確信するに至りました。
〔最前列でギャラリートークに熱心に聞き入る澤木晋部長(9月21日:斎藤吾朗版画展が開催されているギャラリータマミジアムにて)〕
『メガネの日』組合街頭アピール事業の開催準備に取り組む
報告
9月16日(火)午後2時から午後5時まで、名古屋眼鏡株式会社様本社ビル2階の多目的ホールにて、「袋詰めの会」を開催しました。
これは、10月7日(火)に開催される組合街頭アピール事業当日、街頭で通行人に配布する資料を青年部員たちがあらかじめ袋詰めして準備しておくための会です。
参加者は5名(澤木部長・井上教育幹事・小林会計幹事・河合直前部長・下山事務局)。今年の配布資料は、例年配布している「メガネ拭き」や「認定眼鏡士制度紹介リーフレット」、「組合紹介リーフレット」、「組合加盟店名簿」のほか、親組合が企画した「フォトコンテスト『AA Aichi めがねを楽しもう!』」応募用紙を加えたもの計1,000部をクリスタル・パックに袋詰めしました。
今年もまた親組合の事務局さんにはリーフレット1,000部を両面コピーして頂いたり、また名古屋眼鏡株式会社さんには作業場所の提供並びに紙折り機までお貸し頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
青年部創立20周年記念事業について話し合われる
レポート
青年部では、8月24日(日)午後7時30分から名古屋駅近くの居酒屋『世界の山ちゃん』にて、平成20年度第3回青年部幹事会を開催致しました。
幹事会には幹部総数12名のうち、9名(澤木晋部長・北澤克憲副部長・鈴木雅博副部長・井上敬康幹事・宇佐美太朗幹事・川地雅博幹事・成田光宏監事・河合克幸直前部長・下山貴弘事務局)が出席し、澤木部長の司会・議事進行のもと、下記の議題について話し合われました。
幹事の皆さん、大変お疲れ様でした。次回は9月16日(火)の「袋詰めの会」です。よろしくどうぞ。
なお、今回の議事内容の詳細にいては、青年部事務局までお問い合わせください。
青年部創立20周年記念事業について話し合われる
報告
青年部では、7月6日(日)午後7時30分から名古屋駅近くの居酒屋『白木屋』にて、平成20年度第2回青年部幹事会を開催致しました。
幹事会には幹部総数12名のうち、9名(澤木晋部長・北澤克憲副部長・鈴木雅博副部長・井上敬康幹事・宇佐美太朗幹事・川地雅博幹事・成田光宏監事・河合克幸直前部長・下山貴弘事務局)が出席し、澤木部長の司会・議事進行のもと、下記の議題について話し合われました。
幹事の皆さん、大変お疲れ様でした。次回幹事会は8月24日(日)です。開催場所はあらためてご案内させて頂きます。よろしくどうぞ。
なお、今回の議事内容の詳細については、青年部事務局までお問い合わせください。
青年部創立20周年記念事業の開催が承認可決される
報告
平成19年度青年部通常総会が6月10日(火)、レセプションハウス名古屋逓信会館で開催されました。
総会は青年部員総数20名のうち16名の出席会員(うち委任状8名)があり、青年部規約の定めるところにより出席会員数が過半数を超えたため、総会が有効に成立することを司会の井上教育幹事が宣言し、河合直前部長による開会の辞で幕を開けました。
また、この日の総会には来賓として、親組合から平岩幸一理事長、そして株式会社中部時眼宝飾新聞社の加野昭二郎社長の2名にお越し頂きました。
冒頭の澤木部長による挨拶では、この一年間を振り返りながら、事業が円滑に遂行されたことに対し、青年部員や各関係者に対して謝辞が述べられました。そして今年度は青年部が創立20周年を迎えることから、記念事業への意欲的な取り組みが宣言されました。
この後、議長に澤木部長が選任され、下記の議事に入りました。
議事は以上で終了し、全ての議案が承認可決されました。
その後は報告事項として、澤木部長から岐阜県メガネ組合青年部との交流会が開催されたことが報告され、岐阜県組合の中ではレンズの削りカス問題が環境問題として大きくクローズアップされている点に関心が寄せられました。
また、確認事項として、青年部創立20周年記念事業を「レンズ工場見学の部」、「講演会の部」、「式典・懇親会の部」の3本立てで行うことが改めて確認されました。
その他、要望・依頼事項として、青年部創立20周年記念事業に一人でも多くの参加者が見込めるよう、また記念事業に相応しい内容となるよう、今後さらに青年部全体で話し合いの場を持つ必要があるとの意見が出され、記念事業には澤木部長を中心に各青年部員が一丸となって創意工夫を凝らして欲しいとの要望が出されました。これを受けて澤木部長は、「今後も皆さんの意見を広くお聴きしながら、記念事業がより充実した内容となるよう、事業には青年部全体で柔軟に取り組んでいく所存です。」と述べ、部長として更なるリーダーシップを発揮することが約束されました。
続いて来賓の平岩幸一理事長から祝辞を賜り、青年部創立20周年記念事業の開催を承認・可決した青年部に対し、激励のお言葉が寄せられました。そして最後に河合直前部長によって閉会の辞が述べられ、総会はその幕を閉じました。
午後6時からは隣室において、懇親会が開催されました。懇親会は北澤副部長による司会進行のもと、井上教育幹事による開会の辞で幕を開けました。
はじめに澤木部長による部長挨拶が行われ、澤木部長は「今年度は、青年部創立20周年記念事業の開催とその成功に向けて、全力で取り組んでいく所存です。そのためには、現役青年部員の皆様をはじめ、OBの皆様や各関係機関の皆様の多大なご理解とご協力を得なければなりません。何卒お力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。なお、記念事業の開催までにはまだ時間があります。ご意見ご要望等がございましたら、どんどん出して頂きたいと思います。この青年部創立20周年記念事業は、皆さんの事業です。何か小さいことでも構いませんし、また、一つだけでも構いませんので、この記念事業に積極的に携わって頂ければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。」と述べ、部長としてその責務を果たす決意が表明されました。
続いて来賓の平岩幸一理事長から祝辞を賜り、中部時眼宝飾新聞社代表の加野昭二郎様の乾杯のご発声で祝宴に入りました。懇親会は河合直前部長による中締めの後、井上教育幹事による閉会の辞で午後7時30分に散会となりました。
2年目を迎えた澤木部長の決意表明!
皆さん本日ははお忙しい中、本総会にお集り頂き、ありがとうございます。何とか一年間、無事に部長役を務めることができました。これも皆さんのお力添えがあってのことです。重ねて御礼申し上げます。
さて、今年度は青年部創立20周年記念事業という、大きな企画事業があります。また皆さんのお力をお借りして、なんとか成功に結びつけられるようがんばるつもりですので、今年度もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
なお、記念事業の開催までには、まだ半年以上ありますので、ご意見やご要望などがございましたら、どんどん出して頂きたいと思います。この青年部創立20周年記念事業は、皆さんの事業です。何か小さいことでもいいですし、また一つだけでもいいですので、この記念事業に積極的に携わって頂ければ幸いです。
最近、地震や凶悪な事件が発生し、世の中が少し騒がしくなっておりますが、これに負けないように、皆さん少しでも世間や業界に役立つよう、がんばっていきましょう。ありがとうございました。
平成20年6月10日(火)
青年部長 澤木 晋
平成19年度通常総会並びに懇親会の開催準備に取り組む
報告
青年部では、5月18日(日)午後7時30分から名古屋駅近くの居酒屋『白木屋』にて、平成20年度第1回青年部幹事会を開催致しました。
幹事会には幹部総数12名のうち、3名(澤木部長、井上教育幹事、下山事務局)が出席し、澤木部長の司会・議事進行のもと、下記の議題について話し合われました。
幹事の皆さん、大変お疲れ様でした。6月10日(火)の総会当日は、開会15分前(午後4時45分)までに会場へお越しください。
なお、今回の議事内容の詳細については、青年部事務局までお問い合わせください。
桜の花の季節料理を味わう
報告
岐阜の桜が満開から葉桜へと移りかけた4月8日、当青年部は岐阜県メガネ組合青年部(正式名称:岐阜県眼鏡商業協同組合青年部)の設営による『第2回愛知県めがね組合青年部と岐阜県メガネ組合青年部の交流会』を開催しました。
参加者は当青年部から澤木部長、北澤副部長、下山事務局の3名、岐阜県組合青年部から7名、そして岐阜県中小企業団体中央会のスタッフ1名を加えた計11名でした。
場所は岐阜県組合青年部がよく利用するという創作居酒屋『花味亭』。マスターとその奥様による季節料理の「おもてなし」が、私たち青年部員の味覚、触覚、視覚、そして嗅覚を楽しませてくれました。
そして両組合の青年部員同士による会話では、それぞれの青年部が抱えている問題点や類似点、相違点などが率直に意見交換されると、いつの間にかお互いに腹を割った話ができるようになり、会話にも花が咲くようになりました。
弾む会話は止まるところを知らず、ふと気が付けば時計の針は既に午後11時を回っていました。そして感謝の辞も十分に述べることができず、慌しくお開きとしてしまった交流会ではありましたが、愛知県組合青年部の3人には更に一抹の不安が頭をよぎりました・・・。
その予感は見事に的中し、名鉄岐阜駅で乗り換え後の終電に間に合う最終電車を逃してしまったのです。・・・ああ、無情。その瞬間、楽しかった宴の思い出はまさに春の夜の夢のごとく過ぎ去り、見事に散ってしまいました。
そして3人はひっそりとした名鉄電車の中で、「まァ、たまにはこういうことも、あるものだ。」と開き直ってみせると、車両の中に再び、会話の花を咲かせたような気がしました。
アイリー (C)愛知めがね組合
{●-●}愛知めがね組合は、眼鏡士国家資格制度の法制化を推進しています。{●-●}