青年部では今年度、経済成長著しい中国において「国際眼鏡展示会」を見学し、日本の今後の眼鏡業界を沈思黙考すべく、中国北京視察旅行を開催しました。
平成16年度青年部事業は、すべて終了しました。
糸鋸メガネ手作り教室に参加
レポート (青年部長:宇佐美太朗)
青年部は3月8日と9日、鯖江にあるセルフレーム専門メーカーのサンオプチカル株式会社が主催する『糸鋸メガネ手作り教室』に参加して、オリジナル・セルフレームの製作に挑戦するツアーを開催しました。
このツアーには青年部から6名〔石川(良)・猪子・宇佐美・川地・北澤・小林〕、親組合から2名〔平岩理事長・長嶋さん〕、さらに今春からメガネ業界に就職する平岩理事長のご子息・哲朗さんとその友人の丹下貴礼さんの2名を加え、総計10名の挑戦者が参加しました。
ツアー初日、福井越前の旅館に宿泊して旬のカニをめいっぱい食べた挑戦者10名は、製作意欲をフル充電して翌朝午前9時にサンオプチカルさんの会社に到着。工場見学後、竹内公一社長を講師に早速フレーム作りへ。
午前中の作業内容はフロント部の作成。あらかじめ各自で選んでおいた色のセル生地を、各自が描いたデザイン通りに糸鋸で切断。ヤスリで仕上げた後は、鼻あて付け。お昼の休憩をはさんで午後から今度は、テンプル部の作成へ。作業工程は研磨、艶出し、組み立ての順に行い、午後5時に全ての実習講義を終了しました。
結果的に完成品を持って帰る事ができたのは、挑戦者の半数でした。普段とは違う慣れない作業で四苦八苦しましたが、全員が思い思いの気持ちを込めて“手作り”の良さを活かしたフレームを作りました。
作ったフレームを大切な人に贈る方もいれば、ご自分で使用する方もいらっしゃいます。・・・そう、誰かが掛けるであろう1本のフレームには、幾工程もの技術やそれに携わった人たちの“思い”が結集して、いま私たちの店頭に並んでいるのです。
台湾小皿料理を楽しむ
報告
さる1月25日(火)、青年部では今年一年の青年部の躍進と部員相互の親睦のため、矢場町にある台湾小皿料理店『台南担仔麺』で新年会を開催しました。
新年会には宇佐美部長、河合副部長、そして下山事務局の3名が出席し、今後の青年部の活動内容などを話題にしながら台湾料理を堪能しました。
ピリッとした台湾料理の辛さは1月の余寒を吹き飛ばすのに十分なもので、三人の食事は汗をかきながらのものとなりました。その辛さが不景気をも吹き飛ばしてくれないものかと願いつつ、新年会は少人数ながらも有意義なものとなり、盛況のうちに閉会することができました。
←担仔麺(たーみぃ)・・・これは辛くありません。
名物なので、是非一度、ご賞味ください。美味ですョ。
メガネの調整・クリーニング、そして目の健康体操を実施!
報告
青年部では今年で8回目となる老人福祉施設慰問事業を、11月30日(火)午前10時から正午までの約2時間、社会福祉法人愛知育児院特別養護老人ホーム「南山の郷」で開催しました。
青年部員の参加者は9名。〔宇佐美部長・河合副部長・成田直前部長・小関幹事・石川(良)監事・石川(洋)相談役・井上・川地・下山事務局〕
施設に入られているお年寄りの方々を対象にメガネの調整やクリーニング、そして「目の健康体操」を実施しました。
ぽかぽかと暖かい秋晴れの中、杁中(いりなか)の大通りから一本道を中に入ると、そこは閑静な住宅街。南山の中学校や高校、そして短大が集まる学園都市でもありました。特別養護老人ホーム「南山の郷」は、そんな杁中のおちついた街並みの中にとけ込むように建ち並んでいました。
午前10時、施設内の広間に約40名のお年寄りの皆さんにお集まり頂き、宇佐美部長による挨拶の後、簡単な趣旨説明が行われました。
今年はメガネの調整とクリーニングに先立ち、井上青年部員の発案による「目の健康体操」が約25分間にわたり実施されました。私たち青年部員もお年寄りの皆さんと一緒になって目と身体を動かし、楽しみながら、そしてお互いのコミュニケーションを深めながら目の健康体操をすることができました。
井上青年部員は最後に「目の健康体操は脳をも活性化しますので、これからも是非日常生活の中に採り入れて頂き、皆さんで続けて欲しい。」とくくり、お年寄りの皆さんに今後の益々のご健勝を祈念して目の健康体操を終了しました。
その後はメガネの調整とクリーニングを実施しました。今年は約30名ほどのメガネを調整・洗浄しました。たいていの方が車椅子に乗られていることもあって、普段はなかなか眼鏡店に行くことができません。このため、ネジの緩みや型崩れ、鼻あての劣化、レンズの汚れなど、ついそのままにしてしまう方も少なくありませんでした。
メガネを快適に使って頂くためには、やはり定期的なメンテナンスが必要です。この日は、私たちの活動が「快適な視生活」の一助になればと思いながらも、眼鏡技術者としての社会的使命の一端を再認識させられた一日となりました。
なお、この事業にご賛同頂きました中日新聞社さんとスターキャット・テレビさんには、当日会場にお越し頂き、取材をして頂きました。誠にありがとうございました。中日新聞には12月1日の朝刊の市民版に掲載され、またスターキャット・テレビには30日の午後4時30分と8時と11時、そして翌日の午前9時のエリアニュースで計4回が放映されました。
・・・青年部の皆さん、お疲れ様でした。この事業の詳細につきましては、川地青年部員が次号のオプト・ニュースあいち26号でご紹介する予定です。お楽しみに!また来年も、がんばりましょう!
中日新聞社、中部時眼宝飾新聞社、スターキャットテレビ局が撮影取材!
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少し汗ばむような秋晴れの中、青年部では10月1日の「メガネの日」にあわせて、「メガネの事なら安心と信頼の愛知めがね組合加盟店へ」を趣旨とした街頭アピール活動を名古屋駅桜通口付近街頭で開催しました。
当日は行き交う人々に「メガネの日」をアピールしながら、メガネ拭きや認定眼鏡士のリーフレット、組合加盟店名簿、「クイズに答えてメガネをつくろう」応募ハガキなどが袋詰めされた資料を1,000部配布し、消費者のメガネへの啓蒙を促しました。
参加者は宇佐美部長・河合副部長・石川相談役・猪子幹事・成田直前部長・下山青年部事務局の6名。それぞれが「メガネの日」をアピールする前掛け看板を着用し、気持ちの良い汗を流しました。
また、この活動の模様を取材しようと中日新聞社、中部時眼宝飾新聞社、そしてスターキャット・テレビの皆さんが駆けつけてくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
なお、この事業の詳細につきましては、後日、河合副部長から「オプト・ニュースあいち」でご報告させて頂きます。
〔写真=スターキャットテレビの犬飼リポーターから取材を受ける宇佐美青年部長〕
ご参考
スターキャット・テレビの放映日は10月1日16:30、
再放送は同日の20:00と23:00、
そして翌日の朝9:00です。
中日新聞には10月2日朝刊の市内版に掲載。
延々と10月1日『メガネの日』組合街頭アピール事業の準備をする
報告
9月28日午後7時から大曽根の組合事務所で、親睦会を兼ねた袋詰め作業の会を開催しました。
参加者は宇佐美部長・河合副部長・石川相談役・下山副部長の4名。
当初は新入部員の皆さんを交えての大人数で盛り上がるはずの企画でしたが、諸般の事情により寂しい集いとなってしまいました。
しかし、参加した部員たちは各々「メガネの日」に対する熱い思いを胸に抱きつつ袋詰め作業に勤しんだ末、午後11時すぎに無事作業を完了することができました。アッという間(?)の4時間でしたが、皆さん大変お疲れ様でした。
国際眼鏡展示会を見学
レポート:青年部長 宇佐美太朗
9月20日(月)から22日(水)までの3日間、中国北京視察旅行に行って参りました。
参加者は青年部から3名(猪子・小林・宇佐美)、親会から花田金太郎氏、そして名古屋眼鏡株式会社社長の小林成年氏の計5名。
近年経済成長の著しい中国。その政治経済の中心である北京は4年後にオリンピックを控え、巨大なビル群が次々と建ち並び、市街は人や車、そして活気に満ちあふれていました。
この旅行の第一目的は『国際眼鏡展示会』見学でした。北京で年1回行われるこの展示会は、中国・台湾・香港の眼鏡メーカーを中心に800社強の出展。年々広くなる会場は日本のIOFTに勝るとも劣らない規模でした。
そしてなんと言っても会場の熱気や現地の商売に対する情熱は日本以上!何しろ日本の人口の約10倍の国ですから。「恥ずかしい」とか「格好悪い」とか言ってはいられない状況の中で、「商売のためならここまでするか」という位の、我々日本人が忘れかけていた「ひたむきさ」、そして「図太さ」を感じることができました。
展示商品としては、「この値段でここまで作れるのか」と安さを感じるものが数多く出展されていました。また、中国に拠点を置く日本メーカーも数多く出展し、来場者の注目を浴びていました。
観光では人力三輪車で中国の庶民の生活を垣間見る胡同(フートン)ツアーや、万里の長城や明の十三陵にも行くことができました。また食事では、北京ダックやサソリ、最高級海鮮料理など、日本では体験できないものばかり頂くことができました。
また、余談ですが、中国の道路は「車優先」ではなく「人優先」でもなく、「勇気優先」であることを初めて知りました。何もかも巨大なスケールの中、貴重な体験をたくさんさせて頂きました。
最後になりましたが、この旅行の細かい企画と案内をして頂いた名古屋眼鏡株式会社取締役のお二人には大変感謝しております。ありがとうございました。
5名の同志が新入会員として承認される!
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平成16年度第3回青年部幹事会が8月23日、ホテルアソシア名古屋ターミナル20階の中華料理店「頤和園」で6名の幹事の出席により開催されました。
幹事会は宇佐美部長による開会の挨拶のあと、下記の議事に入りました。
中華料理を食べながら雑談を交えながらの議事は滞りなく(?)進行し、幹事会は賑やかなうちに閉会しました。
なお、議事内容の詳細について知りたい青年部員の方は、青年部事務局までお問い合わせください。
次代に向かって共に前進!(宇佐美青年部長)
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平成15年度青年部定時総会が6月15日、レセプションハウス名古屋逓信会館で出席者8名(部員総数18名・委任状提出10名)により開催され、来賓として、親組合の平岩幸一理事長ならびに株式会社中部時眼宝飾新聞社の加野昭二郎社長のお二方にお越し頂きました。
開会に先立ち、司会の下山副部長が青年部規約の定めるところにより本総会が成立することを宣言。石川良幸監事による開会の辞で幕を開けました。続いて宇佐美部長による挨拶の後、議長に同部長が選任され議事に入りました。
続いて来賓挨拶の中で平岩幸一理事長による祝辞が述べられ、青年部の今後の更なる発展への期待が寄せられました。最後に小関教育担当幹事によって閉会の辞が述べられ、総会は滞りなく無事閉幕することができました。
午後6時から別室にて懇親会が開催されました。猪子親睦担当幹事による司会のもと、今年はオブザーバーとして青年部への入会を検討している5名の方々をお招きし、懇親会は終始新鮮で和やかな雰囲気のうちに進行することができました。
また加野昭二郎社長は来賓挨拶の中で「どんなに苦しい時でも若い時につき合った仲というものは一生続くものだ」と述べられ、青年部の行動力とひたむきな志に熱い期待を寄せられました。
宇佐美太朗青年部長挨拶
昨年度は青年部創立15周年を迎えることができ、これもひとえに青年部の活動にご理解を頂いた関係者の皆様の努力の賜物であると、心より感謝致します。
不景気の中、組合の意義が問いただされておりますが、眼鏡業界の次世代を担う我々としては、どうしても街の灯りを消したくない同じ立場の人間同士、同じ方向に顔を向け、同じ気持ちで一致団結して進んでいくことが重要であると考えます。
業界の将来のため、いや自分の店のために今何をすべきかを共に考え、見つけ出し、そして実行しようと思います。
モノが豊富にあれば売れる時代でもなく、また値段が安ければ売れる時代でもありません。混沌とした時代の中、我々は青年らしく時代を見据え、その先の部分に価値を見出していかなくてはなりません。
今年度も様々な事業を展開していきます。活動を通じて皆様と共に、お互い「一歩前進」をしたいと思います。今年度もぜひ、青年部の活動にご理解とご協力をお願い致します。
平成16年6月15日(火)
アイリー (C)愛知めがね組合
{●-●}愛知めがね組合は、眼鏡士国家資格制度の法制化を推進しています。{●-●}