Q:メガネレンズにはどんな種類があるの?
眼鏡レンズには、材質からみてプラスチックレンズとガラスレンズがあり、現在では80%がプラスチックレンズです。
プラスチックレンズの特徴は、
- 軽い(ガラスの1/2)
- 安全(割れにくい)
- ファッショナブル(染色により、カラーの選択が自在)
などですが、ガラスにくらべると表面が柔らかく、傷が付きやすいのが難点です。ただ、これもわずかな取り扱い上の注意で防止できます。
この他、プラスチックレンズ、ガラスレンズとも次のような種類があります。
材質 | 高屈折・中屈折・低屈折レンズ |
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形状 | 球面・非球面レンズ |
設計 | 単焦点・多焦点・累進焦点レンズ |
用途 | 近視・遠視・乱視・弱視レンズ |
機能 | 視力補正・有害光線からの保護・危険作業/スポーツ時の保護 |
選択のポイントは、
- 眼鏡の度数が強ければ、中屈折や高屈折で、非球面レンズを選びます。
- 45才を越えると始まる老眼には、手元専用の単焦点レンズか、活動的な遠近両用の累進レンズを選びます。
- 紫外線から眼を守るUVカット、レンズの破損を防ぐ耐衝撃性加工、スポーツ用に安全なポリカーボネイト・レンズなども選択できます。
Q:フレームの種類を教えてください。
眼鏡フレームも材質により、メタル系とプラスチック系に分けられますが、現在ではメタル系が主流です。メタル系の中でも軽くて錆びにくいチタンフレームが人気です。フレームの種類は、玉型、デザイン、カラーとそれらの組合せにより様々ですが、主な分類は下記の通りです。
デザイン | ツーポイント・リムレス(ナイロール)・フルリム・コンビネーション |
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玉型 | オーバル・ボストン・ウェリントン・多角型 |
材質 | ニッケル合金・洋白・チタン・金・プラチナ・セルロイド・アセテート・オプチル・亀甲 |
最近では、形状記憶合金や超弾性合金を使用したフレームや、バネ丁番を使用して、機能面を重視したフレームなどが発売されています。
Q:良い眼鏡店とは
眼鏡をお求めになる時は、単にチラシや価格の安さに惑わされず 、次のような基準で選ばれることをお勧め致します。
- 価格、材質、メーカーなどが判りやすく表示されていること
- 店員が的確に商品の説明をしてくれること
- 清潔感があり、設備が整っていること
- 品揃えが豊富で、センスがよいこと
- 検眼や加工の技術が確かであること
- アフターサービスが行き届いていること
- 商品や技術に対する保証システムがしっかりしていること